ABOUT

株式会社亀紺屋代表取締役藤岡利明と申します。

日本の伝統織物「刺し子織」をベースとした新しいファッション
受け継がれてきた伝統文化をライフスタイルと融合させ
世界中に伝えたいそんな思いからファッションブランドを立ち上げました。


亀紺屋の紹介
亀紺屋は新潟の地で1748年創業以来「染める」をミッションとし
時代に合わせて染めて製品を作ってきました。
時には糸を染める。時には制服として活用されてきた「半纏」お店の看板として「暖簾」や企業などノベルティとして「手ぬぐい」を染めるなど多岐に渡り、地元新潟を中心に貢献してきました。近年はオリジナルブランド「越後亀紺屋」を立ち上げ観光客向けのお土産製品、伝統織物として活用されてきた「刺子織(さしこおり)生地」を活用したバッグなどの雑貨の展開を行い、国内のデパートなどで販売を行っています。

日本の伝統織物「刺子織生地」
刺子織生地の起源は戦国時代に遡ります
戦時に甲冑の下に着る衣類の強度を増すために糸を差して頑丈にする手法として活用されてきました。また寒冷地では2枚の生地の間に「綿」を挟んでそれを止めるために糸を刺すところから刺し子という名前が生まれたと言われています。
刺子織生地はそれを見立てた機械織物として生まれました。
刺子織生地は見た目とは違い、軽くて丈夫なところが特徴。国内では柔道着や剣道着の生地として主に活用されています。私が生まれ育った染屋では主に消防団員の半纏の生地として使用してきました。海外を見るとその独特の「織り目」は他にはなく日本独自なところそして生地の見た目と違う丈夫さと軽さという特性に着目し、新しいファッションスタイルが発信できないかと考えました。
刺子織生地の特徴とブランド名「chess」
刺子織生地は縦糸と横糸2色の糸を交互に組み合わせ織りあがります。私たちが新しく作った刺子織生地は下の図のように同じ大きさで交互に組み合わせた織り目となり国際将棋と言われているゲーム「chess」のボードに似ている形の生地が出来上がりブランド名しました。
半纏からジャケットへ
日本における半纏は人前で仕事を表す「制服」または「ジャケット」という位置付けで使われてきました。「ジャケット」は仕事で勝負に臨む正装の一つとして活用されています。私たち亀紺屋は代々、職人やお店の制服として半纏を作り続けてきました。
ここから日本の伝統織物を活用し、「世界へ勝負」という思いを込めて日本版「ジャケット」を作ろうと考えました。
またその他、同じ生地を使用し、「大人の休日」として活躍するアイテムをここでご紹介をいたします。